ちょうどいい、日常

転職し、環境が一変したサラリーマンブログ。

保育園で熱を出した我が子と、親としての自覚

昨日の午後。

僕は昼休憩で昼食を食べ、さてこれから定時までに仕事を終わらそう、と気合を入れていた頃、保育園から電話がかかってきた。

 

 

保育園に預けていた子供が38度の熱を出したので迎えに来て欲しい、とのことだったのだ。

 

どきっとした。保育園に入れてまだ数日、

こんなに早くこういう日が訪れようとは。

すぐに妻に連絡を入れたのだが、なかなか出ない。

妻は仕事に復帰してまだ片手で数えられる程度しか出社しておらず、引き継ぎもあり忙しい。

どうしたものかと会社の廊下をiPhone片手にうろうろしていた。

決意を固め、マネージャーとチームに報告。僕自身が迎えに行けばよいのだ。

 

ただ、今までの長い長い社畜人生で染み付いた、早退気まずい感、そして僕自身も転職してまだ半年経っておらず、試用期間の状況。かなりの後ろめたさがあった。が、今や我が子の方が大事だ。

 

幸い、マネージャーもチームも快く事態を受け入れてくれて、急いで電車に乗り保育園のある最寄り駅まで向かう。

 

早退の身ではあるが、平日に帰路の電車に乗るのは中々ないことで、ちょっと新鮮だった。

毎日、このくらいの時間に帰れたらなんて考えがふと過ぎったが、社畜からの反動の大きさに自制する。

そんなことを考えているとあっという間に駅に着き、急いで買ったばかりの電動自転車に乗り保育園へ。

 

保育園の、我が子の預かってもらっている部屋に行くと、おやつの時間でむしゃむしゃとペースト状の何かを食べている我が子の姿が。

思ったよりも元気そうで、保育士の方々にパパにそっくりなんて言われながらも引き取り、家へ帰った。

 

ここまでくれば一安心で、我が子も疲労が溜まっているのかすぐにずるずると鼻をすすりながらも寝てしまった。

その後病院に連れて行き、薬を貰い、家で療養。

 

僕はあの瞬間一瞬迷ったが、迎えにでて正解だったと思う。

会社の対応もありがたいことに家族の事に関して寛容だと分かったし、親としての自覚を再度認識させてくれたように思う。

今のご時世では普通になってきてる感じはするが、男親にはなかなかない機会だと思うところもある。

今後は妻だけに負担をかけず、二人三脚、子も含めて三人四脚で歩んでいける気がした。