身の丈に合う良いものを長く使いたい
僕はあまり物を買わない。
というよりも十分に吟味して、本当に欲しいと思ったものを買うようにしている。
何度もお店に足を運び、店を出ても欲しいな、と思えるもの。
それでいて、身の丈にあった良いものを買うようにしている。
というのも結婚する前は、比較的小さな額の買い物をよくしていて、すぐに「何かしっくりこないな」という理由で使わなくなったりするのだ。
そういうものは大抵、パッと見て雰囲気がカッコ良いな、お、安いじゃん買おうかな、なんて理由で買っていたりして、しっかりと用途や品質などを見ていなかった。
結局使わないものは人にあげたり捨てたりして、大変もったいないことをしているなと考えるようになった。
そこで、十分に吟味し、長く使える良いものを買おうと決めたのだ。
なぜ、身の丈にあった良いものなのか
「高級ブランドの1番価格の安いものより、一つ下のブランドの1番良いものを買う方が良い」なんて言葉をどこかで聞いたが、その通りだと思う。
それでいて、身の丈のあったもの、背伸びをしていないものの方が良いと思っている。
あまりに安いものだと、質が悪かったりデザインが悪かったりするものが多く(中には良いものもあるが)、気持ち的にも雑に扱ってしまったりするものだ。
逆に高級すぎると使うのがもったいないと感じたり、
過剰に大事に扱いすぎて使いづらくなってしまう。
身の丈にあった良いものだと、そのバランスが良く、毎日ちゃんと大事に使える気がするのだ。
値段に関しても、背伸びをするわけではなく、ちょっと普段の散財を我慢して、手の届く範囲でほんの少しだけ良いものを買う方が良い。
今、使っている身の丈に合うものたち
今僕が普段使っているものは大抵、主義にのっとって使っているものだ。
例えば、エンジニアブーツは今の流行りではないけど
8年前から使っていて、たまにオイルを塗ったり、靴底を張り替えてもらったりして使っている。
夏の暑い日でも履いていたりするし、チェコに一人旅した時にも履いて行った思い出のつまったブーツだ。
カメラはリコーのGR Digital Ⅲ。
このカメラは5年前くらいから使っていると思う。
カメラの扱い自体はど素人で、お世辞にも使いこなせているとは言えないが、先述のチェコの旅にも持って行ったし、
妻と、僕の故郷に旅行に行った時も、子供の出産の時も一緒で、思い出をしっかりと焼き付けてくれるカメラだ。
人を撮るのは苦手だが、たまに奇跡的に綺麗な写真が撮れて嬉しい。
アウトレットモールで買った栃木レザーのベルト2つは、
5年は使えますよ、何て聞いたものだから
大事にすれば長く使えそうだ、なんて考えて購入。
黒とヌメ革で迷っていたら、妻から2本買っていいとのお許しを頂き購入。10年は使えそう。
gentenのパスケースは、
二つ折りの薄型だがポケットが多く、
定期券やauwallet、保育園の打刻カードなどを入れている。
使い込むほどツヤが出て、嬉しくなる。
と、とんでもなく高級ではないけど、どれも僕にとっては日々を彩る大事な宝物。
これからも大事に使えるようなものに巡り合った時だけ
買い物をしていこうと思う。