ちょうどいい、日常

転職し、環境が一変したサラリーマンブログ。

自分を貶める発言を辞めたら給料が上がった

僕は製作畑の人間で、社会人として社会に出てからずっと、

仕事でモノを作って生活している。

 

ただ、新卒として社会に出てから8年が経つが

数年前まで自分のスキルや製作物に自信がなく、

度々自分を貶める様な発言をしていて会社や周りからの評価を下げていた様に思う。

そこから僕はその悪い癖を改善し、

より良い評価を受け、給料を上げることができた。

 

そもそも、なぜ自信がなかったのか

仕事での評価は悪くないし、制作物の評価もむしろ良い方だった。

社内でのコンペには必ず参加し、

チーム内でのコミュニケーションは円滑になる様努め、

スキル向上も常に意識し仕事に励んでいた。

それでも、自分の制作したものが納得いかなかったり、

同じ業界内でスキルやクオリティの高い制作物を見ると

自信をなくしてしまっていたのだ。

 

僕が僕を貶める

自信のなさを抱えながらも

メインのメンバーとして仕事をしている以上は

そんなそぶりを見せるわけにはいかなかったが、

ついつい自分を貶めるような、評価を下げるような発言をことあるごとにしてしまっていた。

 

「いや〜、自分が作ったものなんてダメダメなんで」

 

さらに今となれば信じられないが、所属する部署のマネージャーの前でまで

そういう発言を口にしてしまう始末で、

謙遜の意味でそういう言葉を発していたのかもしれないが

どうにも良い捉えられ方はしないだろう。

 

今思えば、そんな人と働きたいと思う人なんていないだろうし、

僕自身そういう人がチームにいるとしたら

プロとしてどうなんだと疑ってしまいそうだ。

 

ある先輩からの言葉をきっかけに考えを改めた

そんな中、社内コンペの通知があり、僕はそのコンペに参加した。

また、その時チームにヘルプとして加入し

業務を手伝ってくれていた先輩も参加することになり、

僕は後輩ながらも負けじと制作に打ち込んだ。

そのコンペの結果待ちの最中も、

僕は謙遜のつもりか例の自分を貶める様な発言をしていたのである。

すると、その先輩に「自分の評価を下げる様な発言はやめたほうがいいよ」と言われたのだ。

僕は衝撃を受けた。

前述の通り、僕はそんなつもりでそういうことを言っていたわけではない。

しかし、周りからはそんな風に思われていた。

そこから、僕は意識して自分を貶めることを辞めた。

 

それから、転職し違う会社へ

僕は諸事情でその会社を去り、転職し同業種の別会社へ移った。

中途として採用された以上、求められるのは即戦力。

自信のなさなんかはまったく望まれない。

僕は自身の持ちうる限りのスキルと経験を武器として

過度に過信も謙遜もせず、自信を持って業務に取り組んだ。

すると、周りからの評価は今まで以上のものとなり、

社長含む周りからも一目置かれるような存在になることができた。

 

数ヶ月後の査定結果

入社して数ヶ月。

とあるコンテンツをリリースし、落ち着いた頃に査定が行われた。

評価面談とフィードバック面談が各社員、順次行われ、

僕も試用期間が過ぎていたこともあり対象者として査定をしてもらう。

そこで僕は、社員数が少ないながらもTOP3に入るぐらいの評価をいただけた。

その評価で僕の人生最大の給料アップ(数万円!)をしてもらったのだ。

その時の嬉しさは今でも忘れない。

帰って嬉々として妻に報告して、一緒に喜んでくれたのがさらに嬉しかった。

 

これからも自信を持って

僕はこの経験から、2度と自分を貶めるような発言を止めようと誓った。

たったそれだけでも周りからの見え方は大きく違う。

過度に自信があることをアピールする必要はないが、

過度に謙遜をして評価を下げるようなことはしない方がいい。

良いも悪いも捉えられ方はそれぞれだが、見ている人はちゃんと見ているのだから、

よく見られるほうがきっと良い。

今でも、僕は会社での振る舞いには気をつけていて、

その甲斐あって良い形で仕事をすることができている。