ちょうどいい、日常

転職し、環境が一変したサラリーマンブログ。

転職をして人生が変わった

転職をする前

2016年、転職をした。

 

理由は2年前に結婚した妻との時間、そして、産まれたばかりの子供との時間を作る為だ。

 

職種はIT関連で、もともと忙しい職場だった。

職場の雰囲気は、「社員は仲が良いが、TOPのワンマン」。

なかなか人が定着せず、社員の負担・不満は増えるばかり。

土日出社は多く、残業も夜11時過ぎが基本だった。

家に帰って夕飯を食べ、妻と数分の会話、もしくは既に寝ていて会話が出来ない日も多かった。

会社の飲み会も多く、その度に午前様。

もはや妻は怒りを通り越して呆れていたのだ。

 

気持ちが大きく変わる出来事

そんな職場で働いている仲、

僕の気持ちが大きく変わるタイミングが訪れる。

それが、妻の実家からそう遠くない場所にある牧場に遊びにいった事だった。

 

2015年初夏、妻の出産を前に、

お世話になる病院の出産前父母教室に参加する為、

忙しい職場に、素直に理由を伝え、なんとか土日の休みを取ったのだ(それが普通なんだけど)。

父母教室に参加した後、時間があったので妻の妹に夫婦で牧場へ連れて行ってもらった。

その牧場はアイスクリームが有名で、ミルクの味が濃厚でとても美味しかった。

そんな中、目にした光景に衝撃を受けた。

 

それは沢山の「子供連れの家族の姿」だった。

お客さんのほとんどが、子供連れの夫婦だった。

そんな光景を目にして、

「これから子供が産まれても、土日も仕事をしていくのだろうか」

と考えると、自分の人生って何なんだろうと思った。

 

差し伸べられた手

しばらくして、前の職場の同僚と飲む機会があった。

自分の近況を話すと、「うちの会社に来ないか」と誘ってくれたのだ。

そこはそれなりに大きな会社。

月の残業は10~20時間程度で、その時と比べると10分の1だ。

迷わず僕は、面接を受けた。

結果は内定。そこから現職場の社長との退職までの壮絶な話し合い(飲み)が続く事に。

自分、会社を辞めます

前々から会社の不満、改善点を話していたが

全く聞き入れてもらえず、

今回はそれを踏まえて辞める話をしたが、

それも同様に聞き入れてもらえなかった。

そこから何度も何度も話し合いをし、ついに決着。

内定を貰ったのが夏で、辞める手筈が出来たのが結局年末。

よく待ってくれたな、と心から思う。

 

年末はなんとか、なんとか有給も使う事が出来て、

夫婦、子供と妻の実家で正月まで迎える事が出来た。

去年の正月は仕事をしていたので、凄く嬉しかった。

 

年が明けて今の職場。

聞いていた通り残業が少なく人員も足りていて、

さらに給料も上げてもらい、すごくいい環境にいる。

転職を決意して、本当に良かったと思う。

 

子供が少し大きくなったら

今度は我が家3人で、あの牧場に遊びにいこうと思う。