ちょうどいい、日常

転職し、環境が一変したサラリーマンブログ。

休暇を取る勇気

今年は久しぶりにカレンダー通りのGWを過ごせた。

今の会社には転職してきて日が浅く、

試用期間中なので有給はまだ貰えていない。

 

もし貰えていたら大型の連休にしていたかもしれない。

ただ、妻も職場に復帰したばかりで

妻自身も連休を繋げることはしなかったため、僕もカレンダー通りの出勤、休暇になった。

 

思えば、今までの会社であれば

なんとなく普段の土日でさえも休むのが気まずかったりしていて、祝日なんてさらにモヤモヤとした気持ちを抱えていた。

そんなことでは休みも休みではなくなり、

気苦労ばかり。

連休となると、休暇中全ての日をモヤモヤした気持ちで過ごすわけにはいかず、

中日に出勤して気を紛らわせることもあった。

まさに社畜と呼ばれるには十分な精神。

 

そのモヤモヤと気まずさの原因はやはり、

同僚、上司、役員が出社している中で休むという状況だ。

仕事はスケジュール通りに進行していてもその気持ちは変わらず。

やはり、足並みを揃えないといけないという気持ちからか、他の社員が出社していると気になって休めないのだ。

また、評価が下がるのではないかという考えもよぎり、余計休めなくなる。

 

僕はそんな状況ではいつも、少しでも気持ち良く休むために必要のない免罪符を用意して休んでいた。

後ろめたさを隠し、勇気を振り絞り、同僚、先輩に、

「次の休暇は妻の実家に行くので、休みます・・・・・・!」(なので会社には来れません、来れませんからね・・・・・・!)

 

今思えば、そんなことをする必要が本当にあっただろうか、

そんな思いをする必要があったのだろうかと疑問に思う。

 

少なくとも、誰かぎ休んだところで僕は何も思わなかったし、

実際見ていて評価に影響することも無かった。

頻繁に遅刻、体調不良での欠勤でなければ影響はない。

 

とはいえ、僕の今までの会社もブラックと呼べるには十分だったがそれ以上の会社は普通にあるだろうし、実際、本当に休めない環境もあるんだろうけど。

 

僕の現在の職場は特に勇気も必要なく、

気持ち良く休みを過ごせている。

これに慣れてしまうのも、という気持ちがある事が、このご時世ではしょうがないが悲しくなってしまう。

 

また、明日から土日の休み。

せっかくこうした良い環境にいるので、

家族と有意義な時間を過ごそうと思う。