ちょうどいい、日常

転職し、環境が一変したサラリーマンブログ。

【音楽】THINK ABOUT MY DAUGHTER

僕は2001年のライブ映像をニュースで見て、GLAYの曲を聴くようになった。

 
そして、GLAYのリリースしたCDの中でも初めて買った『ONE LOVE』というアルバムに、『THINK ABOUT MY DAUGHTER』という曲が収録されていた。この曲は、娘の誕生から、一緒に過ごした時間、そして嫁いでいくまでの流れを父の視点で描かれる楽曲だ。


Glay - 07. THINK ABOUT MY DAUGHTER [One Love]

 

 

当時僕は中学生で、この曲に関しては「ロックで爽やかな曲だな」なんて思って聴くだけだった。
もちろん、彼らの良さが存分に感じられるかっこいい曲ではある。
しかし余りにも当時の僕との状況が離れすぎていて歌詞の内容の深いところまでは感じることはなかった。
 
そして今、僕は1人の娘を授かり、この曲と近い思いを抱ける歳になり、状況になった。
 

午前6時の神に呼ばれて 僕は天を仰ぎ

ひどく気高い その産ぶ声に 胸を熱くさせた

それからの日々は宝物だった

ゴム毬のような頬のぬくもりを

 

生まれた時間こそ違えど、むしろ午前と午後がちょうど入れ替わったくらいだったが、その産ぶ声は力強く、娘が無事に産まれてホッとしている妻を傍に僕は涙を流していた。

立会い出産で、心底感動した僕は立会いを希望して良かったと心から思った。
 
そして、現在9ヶ月の娘。
依然としてゴム毬のような、柔らかくてそして温かい頬をしつこくしつこく、優しくつついたり、寝ている姿に和みながら、宝物のような日々を送っている。
 

チビなあなたがつまずかぬように 健やかであるように

道に転がる小石を避けて 手をつないだけれど

今日からは勇気の羽はためかせて

幸せ掴んで 信じたあの人を 

 

今はまだつかまり立ちが精一杯の彼女だが、これからは自分のその足で自分の道を歩んでいくだろう。
その前にまずは、僕ら親の行く道を共に手を繋ぎ歩んでいく。
僕は小石を避け、成長の妨げとなるものを退け、躓かぬように健やかであるように前を歩くだろう。
 
そしてまだまだ考えたくはないが、いずれ巣立っていく我が子を快く送り出せるような素敵な父になりたいと思っている。

 

ONE LOVE

ONE LOVE